Effect of summer temperature and dryness on the occurrence of fruit physiological disorders, and the establishment of reduction techniques in Japanese pear 'Nikkori'

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  • 夏期の高温および土壌乾燥がニホンナシ「にっこり」の水浸状果肉障害発生に及ぼす影響並びにその発生軽減技術
  • カキ ノ コウオン オヨビ ドジョウ カンソウ ガ ニホンナシ 「 ニ ッコリ 」 ノ スイシンジョウ カニク ショウガイ ハッセイ ニ オヨボス エイキョウ ナラビニ ソノ ハッセイ ケイゲン ギジュツ

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栃木県で育成したニホンナシ「にっこり」は,近年の気候変動の影響を受け水浸状果肉障害が発生する年がみられ,生産現場で問題となっている。そこで,水浸状果肉障害発生に関連する環境要因を明らかにするとともに発生軽減技術について検討した。まず,樹体への高温,乾燥処理による影響を調査した。水浸状果肉障害の発生は夏期(満開後90日から150日まで)の高温,乾燥により助長された。次に,果実の温度変化を抑制することを目的に被袋処理効果を検討した。満開後90日から収穫時までの遮光率の高い果実袋の被袋は,果実温度の変化を小さくし水浸状果肉障害発生を軽減できることを明らかとした。

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