デルフィニウム‘さくらひめ’の収穫方法の検討

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タイトル別名
  • Investigation of harvest method for Delphinium grandiflorum F1 hybrid variety 'Sakurahime'
  • デルフィニウム'サクラヒメ'ノ シュウカク ホウホウ ノ ケントウ

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抄録

デルフィニウム‘さくらひめ’は,従来品種に比べ草勢が強いため,低温管理となる促成栽培の2番花の栽培時には,分枝数が多くなること,また,特に生育が旺盛な株ではその枝が伸びすぎて草姿が乱れることがあり,これにより,切り花品質の低下を招くことがある。そこで,従来の株元から収穫する方法と,分枝ごとに収穫する方法について比較検討した結果,分枝ごとに収穫した切り花は株元から収穫する切り花に比べ1株当たりの切り花本数が増加し,1株当たりの販売金額は2.2倍となった。また,分枝ごとに収穫した切り花の市場評価は高く,ホームユースや業務用需要が見込めることが分かった。

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