施設園芸における超微粒ミスト噴霧と強制換気の組合せ効果

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of a dry fog system and forced ventilation in greenhouse horticulture
  • シセツ エンゲイ ニ オケル チョウビリュウ ミスト フンム ト キョウセイ カンキ ノ クミアワセ コウカ

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説明

14μm~16μmの非常に細かく揃った水滴を発生する超微粒ミストと強制換気を組合せ,システムの低コスト化と周年利用技術について検討した。強制換気下における超微粒ミストノズル設置密度は,吸気側から5m以内で16ml/m2/min.,吸気口側から5m~10mで8ml/m2/min.,吸気口側から10m以降で5ml/m2/min.が適当であった。また,夏期,秋期の換気量を調節することで,ドライミストの噴霧量を変えずに温度管理のみで制御でき,設置コストの低コスト化が可能となった。また,超微粒ミストによる冷却加湿は,夏期のみでなく春期から秋期までの切バラおよび鉢物(ポットローズ,カランコエ,エラチオールベゴニア)に対して増収・生育促進効果を示した。

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