難裂莢性を導人した大豆新品種「サチユタカA1号」の育成

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a new pod dehiscence-resistant soybean cultivar 'Sachiyutaka A1 gou'
  • 難裂萊性を導入した大豆新品種「サチユタカA1号」の育成
  • ナンレツライセイ オ ドウニュウ シタ ダイズ シン ヒンシュ 「 サチユタカ A1ゴウ 」 ノ イクセイ

この論文をさがす

説明

「サチユタカA1号」は、「サチユタカ」の裂莢性改善を目標として、「サチユタカ」を母とし、難裂莢性を備えた「ハヤヒカリ」を父として人工交配し、交配後代から、DNAマーカーを用いて裂莢性に関する主要なQTL領域を持つ系統を選抜した。この系統に再度「サチユタカ」を交配して後代をマーカー選抜することを5回繰り返して得られた後代から選抜した品種である。裂莢性以外の成熟期、耐倒伏性、百粒重などの主要な形質は「サチユタカ」とほぼ同等である。難裂莢性を備えているため、刈り遅れ時の自然裂莢が少なく、コンバイン収穫時の実質的な収量増が期待できることから、2012年に「サチユタカA1号」と命名し、品種登録出願を行った。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ