<研究資料>中学校体育のマット運動における「表現運動」の取り組み

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  • <Research Materials>Practice about "expressive movements" in the practice of mat exercise for physical education in junior High school

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抄録

type:Article

中学校保健体育の学習指導要領では,「運動の楽しさや喜びを味わうとともに運動技能を高めること」が第一の目標とされており,生涯を見据えて,運動の楽しさや喜びを体験することが非常に大切であるといえる.しかしながら,器械運動の一つであるマット運動は,一般的に「できる–できない」がはっきりみえてしまう種目であることから,運動に対する苦手意識を持ちやすいことが考えられる. 本稿では,マット運動の単元において,グループでの表現運動(集団演技)を取り入れ,自分の動きを仲間や音楽に合わせて調節することをテーマとし,技が出来ない生徒が持つマット運動の苦手意識を和らげ「運動の楽しさや喜びを味わう」こと,自分の動きを仲間や音楽に合わせて調節するという「運動技能を高め」,「運動の達成感(有能感)を味わう」ことを目標に,技の習得に留まらない授業実践を報告した.

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