日本語能力の伸びと停滞―本学留学生の事例をもとに―

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  • Changes in Language Acquisition : Based on Japanese Test Scores for International Students

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学習の上達程度を示す学習曲線においては、顕著な伸びが認められる期間ばかりでなく、上達スピードの低下期、学習の効果がみられない停滞期が存在する。本学留学生の日本語習熟度はどのように変化しているか、習得した学習は定着しているか、本稿では小笠原(2016)「能力別日本語教育の効果―留学生別科日本語教育を事例に―」において今後の課題とした「日本語学習の定着」に関し、本学留学生の事例をもとに日本語の習熟度を観察し、考察を加える。分析は現在実施している 共通日本語テストの結果に基づき、留学生別科から学部入学後までの留学生の日本語習熟度推移を連続して観察し、学習効果の上昇、停滞、下降の要因を考察する。さらに、学習効果を上げるにはどのような方策をとるべきかを課題とし、検討を加えたい。

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