サイン曲線弓形と台形という形状の違いがハンプ上を通過する小型貨物車から発生する衝撃音へ与える影響

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タイトル別名
  • サイン キョクセン キュウケイ ト ダイケイ ト イウ ケイジョウ ノ チガイ ガ ハンプ ジョウ オ ツウカ スル コガタ カモツシャ カラ ハッセイ スル ショウゲキオン エ アタエル エイキョウ

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説明

歩車分離されていない地区内道路では、歩行者の安全を保つために車の速度を抑制するハンプの設置が検討されるが、その時、騒音が問題になることが少なくない。既に著者らはサイン曲線弓形ハンプを使用した敷地内実験(走行速度約20-40km/h)で、1)乗用車がハンプ上を通過しても衝撃音は生じない、2)一方、小型貨物車(空載)はハンプで跳躍し、大きな衝撃音を発生させる速度領域が存在するので、その対策が必要であることを報告した1)。そこで本研究では、1)サイン曲線弓形と台形というハンプ形状の違い、2)更に、台形ハンプで小型貨物車(空載)からの衝撃音の発生が抑制される場合には、車に荷を積むことが、小型貨物車から発生する衝撃音にいかなる影響を与えるかについて敷地内実験で調査した。When a hump is founded in a road to keep traffic safety in a district, noise problem occurs because of impact noise generation, etc. Authors have already confirmed the following fact by experiments in a site: 1)The impact noise is not generated, even if passenger car passes a sine curve segmental hump, 2)but,if a light truck(empty) jumps in a hump at a speed over 20km/h, large impact noise is generated. Furthermore, the following matters were investigated in this study: 1)Influence to impact noise by shape difference between sine curve segmental hump and trapezoidal one, 2)and, increase of impact noise level when a light truck(load) passes a trapezoidal curve hump.

収録刊行物

  • 交通科学

    交通科学 40 (2), 111-118, 2009-04-01

    大阪交通科学研究会

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