上伊那方言、推量助動詞、ダラの終助詞化現象-壮年層を中心として-

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タイトル別名
  • Kamiina Dialect; A Phenomenon that "-dara", an Auxiliary Verb of Inference, Has Become a Final Particle
  • カミ イナ ホウゲン スイリョウ ジョドウシ ダラ ノ シュウ ジョシカ ゲンショウ ソウネンソウ オ チュウシン ト シテ

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説明

長野県上伊那地方では、共通語の「だろう」に対応する特色ある方言の推量助動詞、-ダラ、-ズラ、-ラが用いられている。なかでも-ダラは若年層、壮年層によって、-ズラに代わって使用されるようになってきている。しかし、-ダラは-ズラと比して1)終助詞を下接しない、2)従属節の述語の一部になりにくいという2点で、文法上での振る舞いに相違がある。本稿ではこの-ダラの終助詞化の現象を壮年層の調査を基に検証した。

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