小集団における集団統制・維持行動が集団効力感に与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- ショウシュウダン ニ オケル シュウダン トウセイ ・ イジ コウドウ ガ シュウダン コウリョクカン ニ アタエル エイキョウ
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説明
本研究は,集団効力感の概念構造とその影響要因を明らかにした。はじめに,集団効力感を信念保持者,行動主体,行動対象の3つの軸で整理し,集団効力感と集団への貢献行動を分類する概念構造を提案した。大学生269名を対象として,小集団を想定した場面想定法の質問紙調査と因子分析によりこの構造の妥当性を示し,部分的に構造の修正を行った。また,共分散構造分析により,集団効力感を高める要因として特性的自己効力感,関係配慮、(メンバーの関係性に配慮する行動),課題達成(メンバーとともに課題達成に向かおうとする行動)の影響が大きいことを明らかにした。
収録刊行物
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- 信州心理臨床紀要
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信州心理臨床紀要 16 9-19, 2017-06-01
信州大学大学院教育学研究科心理教育相談室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288880652416
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- NII論文ID
- 120007100305
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- NII書誌ID
- AA12224791
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- ISSN
- 13480340
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- HANDLE
- 10091/00020614
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- NDL書誌ID
- 028394456
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles