「生活数学」の教育効果について

書誌事項

タイトル別名
  • On the Education Effect in Life Mathematics
  • セイカツ スウガク ノ キョウイク コウカ ニ ツイテ

この論文をさがす

抄録

論文(Article)

授業科目である「生活数学」は平成18年より経済学部では「基礎科目」として、主に計算力の再生・向上を目指して配置された科目である。経済学部では4年間さまざまな専門科目を学ぶ上で最低限の計算力は必要であることから、春学期は特に計算が苦手な1年生を選抜してこの授業を履修させてきた。本稿は平成18年から実施されてきた「生活数学」という授業が本年平成22年で5年を迎えるにあたり、毎年春学期だけでなく秋学期にも行われてきた「生活数学」の教育効果を今まで蓄積されたデータを基に検証する。それは短期集中して行われるこの半期授業による計算力・数学力の再生・向上という学習効果だけでなく、それ以外にこの授業を履修した学生のその後の成績向上や4年後の卒業率の改善状況についても教育効果として検証していく。

application/pdf

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ