<資料>地域通貨電子化事業実証実験の視察報告 : 電子地域通貨「さるぼぼコイン」
書誌事項
- タイトル別名
-
- Document : Electronic Community Currency "SARUBOBO Coin" : A Report on a Demonstration Experiment
この論文をさがす
説明
本稿では,先進事例調査の一環として,飛驒信用組合(本店:岐阜県高山市)と株式会社アイリッジ(本社:東京都港区)が,岐阜県飛騨地域で実施した「電子地域通貨『さるぼぼコイン』の実証実験」について報告した.結果としては,対象となっていた利用者と店舗ともに,大きな混乱や問題はなかったようであり,好意的な意見が多かったと感じている.システムや運用面でのトラブルも起きていないとのことである.実証実験の期間中,さるぼぼコインでの決済件数は4,000を超え,配布した計700万コインもほぼ100%が利用されたとのことである.筆者は,地域通貨の電子化には「QRコード方式」と「ブロックチェーン技術」が現時点では最も有用と考えている.その意味においても,今回の視察は非常に意味があり多くのものを得ることができた.
収録刊行物
-
- 新潟産業大学経済学部紀要
-
新潟産業大学経済学部紀要 (50), 109-117, 2018-02
新潟産業大学経済学部
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050564288894578816
-
- NII書誌ID
- AN10492758
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB