オープンソースによる地域沿岸域管理の試み : 山形県庄内海岸のクロマツ林保全を事例として

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タイトル別名
  • Open source model for local coastal zone management : a case study at Syonai Coast in Yamagata
  • オープンソース ニ ヨル チイキ エンガンイキ カンリ ノ ココロミ ヤマガタケンショウナイカイガン ノ クロマツリン ホゼン オ ジレイ ト シテ

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説明

地域の沿岸域利用が多元化し、実現したい価値やニーズが多様化した現在、住民・管理者(監督官庁)・地域内外の利用者など、多様な関係者の参加を前提とした地域沿岸域の秩序ある管理の実現は重要な研究テーマである。しかし、その具体的なモデルや促進方法は、ほとんど議論されてこなかった。そこで本研究では、地域沿岸域管理の実現促進のために、地域内外の多様な関係者に管理の仕組みを公開し、参加と協働で管理を進める「オープンソース型」地域沿岸域管理を提案した。そして多くの関係者が管理に関わる事例として、沿岸域管理と類似点が多い山形県庄内海岸のクロマツ林保全活動の事例研究によって、管理への参加と管理システムの自律の関係性を明らかにした。そしてサーキットモデルを応用して、オープンソース型地域沿岸域管理の実現プロセスを示した。

identifier:https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/16844

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