書誌事項
- タイトル別名
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- The Re-Examination of Japanese Demonstratives : in Relation to Politeness Theory Declining
- シジシ ノ ハツワ キノウ : ポライトネス ノ カンテン カラ
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抄録
本稿では,日本語の指示詞「コ・ソ・ア」が実際の会話でどのような効果 を生み出すかについて考察を行った。結論として,指示詞には社会的発話機 能もあり,その一つとして,ポライトネスを強化する機能があると考えられ る。これまでは,単に3つの指示詞がどのような原則で使われるかが主に研 究されてきており,実際の会話場面における指示詞の効果についてはさほど 分析されてこなかった。しかし,言語使用は特定の場面の中で行われるもの であり,同じ言葉を使っても話し手が伝達したいことはその発話状況によっ て異なってくる。したがって,指示詞の使い方において同じ「コ・ソ・ア」 でも伝えたい意味までは同じでないという観点から,本研究を分析を行った。 ポライトネスには,聞き手との共有を求める「ポジティブ・ポライトネス」 と聞き手から間接性を置く「ネガティブ・ポライトネス」がある。そして, 指示詞「コ・ソ・ア」も基本的に直接性や間接性などを表す機能を持ってい る。この二つを結びつけ実際の会話から考察したのが,本研究の内容である。
収録刊行物
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- 研究論集
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研究論集 12 221-233, 2012-12-26
北海道大学大学院文学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288966648960
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- NII論文ID
- 120005228126
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- NII書誌ID
- AA11597545
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- HANDLE
- 2115/51969
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- NDL書誌ID
- 024243656
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- ISSN
- 13470132
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles