書誌事項
- タイトル別名
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- アラゴン ノ ショウセツ ギホウ(4)『 ボウトウ ノ イック 』 オ ヨム
- L'art romanesque d'Aragon 4, Lire Je n'ai jamais appris à écrire ou Les Incipit
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抄録
type:text
ダダイズム、そしてシュルレアリスムの詩人として出発したルイ・アラゴンはいわゆる「アラゴン事件」の後にシュルレアリスムの陣営を追われ、長い曲折を経てレアリスムの小説家として生まれ変わる。その後、長らく「現実世界」の連作や『レ・コミュニスト』の作家として社会主義レアリスムの立場に立つ人間だと見なされてきた。そのアラゴンが晩年になって発表した『死刑執行』(1965)や『ブランシュまたは忘却』(1967)は批評家たちや読者たちから一種の驚きをもって迎えられた。そこには明らかにシュルレアリスム的な手法への「先祖返り」が認められたからだ。この時期に書かれた自伝的なエッセイ『私は書くことを決して覚えようとしなかった、または冒頭の一句』(1969)はアラゴンにおける言葉の誕生の秘密を明らかにしようという優れて生成論的なテクストであり、アラゴンの後期小説を読み解く上でも数多くの示唆を与えてくれる作品なのだ。
収録刊行物
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- 文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Language and Literature
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文学部紀要 = Bulletin of the Faculty of Language and Literature 25 (1), 1-31, 2011-09-01
文教大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288982626560
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- NII論文ID
- 110009605228
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- NII書誌ID
- AN1006691X
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- ISSN
- 09145729
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- NDL書誌ID
- 023368582
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles