長期に生存するがんサバイバーのQOL の実態と がんサバイバーシップへの支援の在り方

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タイトル別名
  • Quality of Life in Long-term Cancer Survivors and Support for Their Survivorship

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抄録

長期に生存するがんサバイバーのQOLの実態を明らかにし、がんサバイバーシップへの支援のあり方について示唆を得ることを目的として、A県内のがん患者の会に入会しているがんサバイバーを対象にケアノート(がん患者用QOL調査票)を用い調査を行った。有効回答136名で、告知後平均年数が9.74±6.8年のがんサバイバーの平均得点は、【症状】と【精神】は1~2点(点数が低いほどQOLは高い)で、【生活】は7点以上(点数が高いほどQOLも高い)であった。がんサバイバーは、家族の健康、今を精一杯生きることなどを大切にし、情報提供や会話の機会、話を聴いてほしいなどを求めていた。がんサバイバーのニーズの把握と他職種連携による支援の必要性が示唆された。

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