オーギュスタン・ベルクにおける「通態性」―文学と翻訳研究への応用―

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  • オーギュスタン ・ ベルク ニ オケル 「 ツウタイセイ 」 : ブンガク ト ホンヤク ケンキュウ エ ノ オウヨウ
  • The notion of “trajectivity” in Augustin Berque’s thinking – Its application possibilities in literary and traductology studies –

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type:Article

本論文は、文学研究および文学テキストの翻訳における分析的な読解のプロセスと創造的な読解のプロセスとが互いにどう関連づけられるのかを哲学史ならびに文学理論を援用して理論化した試みである。オーギュスタン・ベルクの「通態性」の議論を援用しながら、それを超える理論的な視野を広げること、そして伊藤整およびマルク・マチュー・ミンシュに拠りながら読書がもたらす「生の作用」を翻訳理論に組み入れること、以上の2点において、翻訳学研究に新しい地平を開こうとしている。

identifier:京都工芸繊維大学 学術報告書,第12巻,2019.12,pp.13-18

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