A case report of foreign body injury detected by image interpretation followed with secondary explosion impact

Bibliographic Information

Other Title
  • 〈症例〉爆傷二次衝撃での体内異物を画像読影した1例

Search this article

Description

[抄録]症例は40代男性.工場で作業中に高圧ガスボンベが爆発し受傷された.受傷時,意識レベルは清明であったが顔面を中心に外傷を認め当院に救急搬送となった.外傷初期診療の結果,顔面挫創と下顎部の異物,右強膜損傷と診断した.爆傷においては,一次から四次までの4つの衝撃がありそれぞれに特有の損傷を来しうる.二次衝撃は爆発による金属やガラスなどの飛来物によって身体に受ける鈍的・鋭的外傷である.この時に,体内異物の残存には注意を要する.異物にはそれぞれの特性に応じたCT値があり,画像描出するにあたっては適正な階調が必要である.今回CT画像の階調処理により異物を確認できた症例を経験した.

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top