ウズベキスタンのウスマーン写本―「世界最古」のクルアーン(コーラン)写本―
書誌事項
- タイトル別名
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- ウズベキスタン ノ ウスマーン シャホン セカイ サイコ ノ クルアーン コーラン シャホン
- The ‘Uthmānic Codex in Uzbekistan: The “World’s Oldest” Codex of the Qur’ān: Perspective Paper
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説明
本稿でとりあげるのは,「最古のクルアーン写 本」と言われる,ウズベキスタンの首都タシケン トにあるクルアーン写本である。この写本は数奇 な運命をたどってアラビアの地から中央アジアに もたらされたという伝説を持つ。そして第三代カ リフのウスマーン(在位644-656 年)や中央アジ アの英雄ティムール(1405 年没)に結び付けられ, 国宝級の扱いとなっている。またユネスコにも Memory of the World(世界の記憶)として登録さ れるなど,その価値は広く認められている。 しかし,この伝説の信憑性に関して不明瞭な点 が多いのも確かである。ここでは,この伝説の「ウ スマーン写本」(別名「サマルカンド写本」)をめ ぐって,その由来を再確認しながら,その意義や 課題について考えたい。
収録刊行物
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- 明治学院大学国際学研究 = Meiji Gakuin review International & regional studies
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明治学院大学国際学研究 = Meiji Gakuin review International & regional studies 37 87-93, 2010-03-25
明治学院大学国際学研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564289174789376
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- NII論文ID
- 120005323475
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- NII書誌ID
- AA12017709
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- ISSN
- 0918984X
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- HANDLE
- 10723/1467
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- NDL書誌ID
- 10688360
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles