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第二言語習得研究において、語彙習得は1990年代より大きな関心を集め、その研究成果は言語教育現場に様々な形で貢献をしてきた。英語教育に関して言えば、最大の貢献とも言える研究成果は、「どの語を学ぶことが一番有益か」という問いに答えることができるようになったことである。英語母語話者が知っているとされる2万語全てを学ぶことは、一般的な英語学習者にとって現実的な学習目標ではない。本発表では、約4000語の知識があれば、新聞や小説など様々なジャンルの読み物に使用される単語のうち98%をカバーできることなどを紹介した。これは、90年代後半以降のコンピュータの大衆化に伴って明らかにされてきたことである。この「何(どの語彙)を学ぶべきか」という問いの他に、語彙習得研究は「どのように学ぶべきか」また、知識が「どのように貯えられるのか」、その知識を「どのように測定するべきか」等の多岐に渡る問いに答えるものであることを概観した。
Journal
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- 明治学院大学教養教育センター付属研究所年報 : synthesis = The annual report of the MGU Institute for Liberal Arts
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明治学院大学教養教育センター付属研究所年報 : synthesis = The annual report of the MGU Institute for Liberal Arts 2015 12-13, 2016-03-31
明治学院大学教養教育センター付属研究所
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050564289174921088
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- NII Article ID
- 120005765065
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- NII Book ID
- AA12325915
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- HANDLE
- 10723/2706
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles