3 肝細胞癌の画像診断(シンポジウム C型肝炎から肝癌へ,肝癌撲滅を目指して,第601回新潟医学会)

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タイトル別名
  • カン サイボウガン ノ ガゾウ シンダン
  • 3 Imaging of Hepatocellular Carcinomas (For the Eradication of Hepatocellular Carcinoma by the Avoidance of Development from Chronic Hepatitis to Hepatocellular Carcinoma)

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抄録

肝細胞癌のうち,動脈血流の増加がみられる肝細胞癌(多血性肝細胞癌)は頻度が最も高く臨床上重要である.多血性肝細胸痛の画像診断は超音波のほか,X線コンピュータ断層撮影(X線CT),磁気共鳴画像(MRI),血管造形下CTが用いられる.当院では2000年に多列検出器型X線CTが導入され,CTの画質が大幅に向上したが,MRIとの関係は現在も相互補完的であり,双方の併用または交互施行が望ましい.血管遺影下CTは侵襲的だがCT,MRIをしのぐ診断能をもっており,症例を選んで施行するべきである.

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