点間隔を広げた点字の読みやすさに関する研究(福祉情報工学,<特集>ヒューマンコミュニケーション〜人間中心の情報環境構築のための要素技術〜論文)
書誌事項
- タイトル別名
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- テン カンカク オ ヒロゲタ テンジ ノ ヨミ ヤスサ ニ カンスル ケンキュウ
- A Study on Legibility of Enlarged Braille
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説明
標準サイズの点字の学習に困難を抱える中途視覚障害者には,標準サイズよりも点同士の間隔を広げた点字の方が読みやすいことがある.そこで,点間隔を任意に変更して点字を印刷できるソフトを開発した.このソフトを使って5種類の寸法の点字を印刷し,点字学習者を対象として点間隔と読みやすさの関係を求める実験を行った.その結果,日本の標準サイズより点間隔の広い点字の方が読みやすいことが,読み取りの正答率と触読時間という客観的データと,心的負担という主観的データの両方の観点から示された.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム
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電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム J94-D (1), 191-198, 2011-01
電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564289193325952
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- NII論文ID
- 110008006560
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- NII書誌ID
- AA12099634
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- ISSN
- 18804535
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- HANDLE
- 10191/25807
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- NDL書誌ID
- 10966252
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles