甲状腺性ヨードの放出に対する脂肪酸、ブドウ糖およびミネラルの効果
書誌事項
- タイトル別名
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- コウジョウセンセイ ヨード ノ ホウシュツ ニ タイスル シボウサン ブドウト
- Effects of Fatty Acids, Glucose and Minerals on Release of Thyroidal Iodine
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説明
この研究はI-131およびウイスター系ラッテを用い,甲状腺の機能に対する脂肪酸,乳酸,ブドウ糖,ミネラルなどの効果を検討するために行った. 脂肪酸としては醋酸,プロピオン酸,酪酸,バレリン酸,ステアリン酸,オレイン酸,リノール酸,リノレイン酸を用い,ミネラルとしてはCa,Mg,P,Kを用いた. 研究の1つの時点における放射能の測定には1群5頭のラッテを用いた. 一時点において断頭によると殺後,甲状腺を喉頭軟骨および一部の気管と共に切り採り,その放射能をWell typeのscintillation counter (ALOKA)で測定した. 生理的食塩水にcarrier-free Na I-131を溶解し用量0.5~2μciを含む溶液0.1mlをラッテに皮下注射した. I-131注射後48時間にmethylthiourasil 50または100mgを水性浮遊液2mlで腹腔内に注射した. その2時間後に醋酸その他の被検物質を腹膣内に注入した. 甲状腺の放射能は注射量に対する%で示した. 醋酸は甲状腺性I-131の放出を増加した. また,Mgによる甲状腺性Iの放出増加,ブドウ糖およびリノレン酸による甲状腺性I放出阻止の傾向があった. 醋酸,グルコース,Mgなどにおいて観察された効果の動物生産すなわち発育,泌乳,牛肉生産における重要性につき論議した。
収録刊行物
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- 岡山大学農学部学術報告
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岡山大学農学部学術報告 59 (1), 71-77, 1982
岡山大学農学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050565162650888832
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- NII論文ID
- 120002304292
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- NII書誌ID
- AN00033029
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- ISSN
- 04740254
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- NDL書誌ID
- 2438484
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles