書誌事項
- タイトル別名
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- 再帰的思考のすすめ
- サイキテキ シコウ ノ ススメ
- "Peta-gogy" for Future:Recommendation of Recursive Thinking
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抄録
本稿では,情報科学において「美しい」と思われる再帰的な考え方を紹介している.原点として数学的機能法を復習し,数式の記号微分,典型的な再帰プログラムであるハノイの塔,高水準言語のコンパイラ,小さい言語のコンパイラからより大きい言語のコンパイラを開発する方法(ブートストラップ法),そして,一般的な問題解決の戦略としての分割統治法を要約し,落語においても再帰の概念が登場する例を紹介する.再帰が美しいのは,一番単純な場合の処理を定義し,単純でない場合には問題を分解して部分の処理に自分自身を呼んで結果をまとめる記述をすればよいことである.何回ループするなどの記述は不要である.
収録刊行物
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- 情報処理
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情報処理 61 (6), 632-635, 2020-05-15
東京 : 情報処理学会 ; 1960-
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050566774737886976
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- NII論文ID
- 40022255785
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- NII書誌ID
- AN00116625
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- ISSN
- 04478053
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- NDL書誌ID
- 030457851
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles