新体詩における画期としての1886年―明治期における「文学」の形成過程をめぐる国民国家論(17)―
書誌事項
- タイトル別名
-
- 1886 as an Epoch-Making Year of “Shintaishi”: A Study of “National Literature” in Japan as a “Nation State”(17)\n
抄録
新体詩にとって1896年は画期となる年である。それは第1に「軍歌」が登場すること、第2に「色・恋」を主題とした作品が誕生すること、第3に愛好者の広がりが見られることによる。本稿では『新体詩林』、『書生唱歌』、『新体詞選』、『纂評・新体詩選』、そして新体詩学研究会が刊行した諸書籍の考察を通じて、第2、第3の要因を確認する。
収録刊行物
-
- 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第3号 2020
-
鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要第3号 2020 (3), 21-46, 2020-03-31
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050566774779346816
-
- ISSN
- 24356530
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB