書誌事項
- タイトル別名
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- Symbolism and Compositional Technique in Alban Berg’s Lyrische Suite―A Study of the Sixth Movement (Vocal Version) from the Perspective of Lied―
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抄録
《抒情組曲》の第6 楽章に「歌」が隠されていたことが明らかにされて以来、多くの研究がなされてきたが、A.ベルクが得意とする歌曲の観点からの検証は、あまり例を見ることがない。本研究の目的は、筆者におけるベルクの歌曲研究の一環として、第6 楽章の「歌」を掘り下げ、分析することにある。 「歌」は、C. ボードレールの『悪の華』の「深淵より叫ぶ」を、S. ゲオルゲがドイツ語訳したものを歌詞としており、晩年のベルクと親しい間柄にあったハンナ・フックス夫人に密かに送られたものである。ここでは[H]anna[F]uchs、そして[A]lban[B]ergの頭文字や、[10](ハンナの数)と[23](ベルクの数)などが重要な象徴となる。たとえば、音列の配列方法などにも音名象徴が活用されており、楽曲の核とも言える「鏡像部分」の境目は、第23 小節となる。こうした表現手法は、青年期から磨き上げてきた、ベルクの歌曲作家としての手腕に起因するものと本研究は考える。
収録刊行物
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- 玉川大学芸術学部研究紀要
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玉川大学芸術学部研究紀要 (10), 59-76, 2019-03-31
玉川大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050566774790963968
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- NII論文ID
- 120006868317
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- NII書誌ID
- AA12407929
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- ISSN
- 18816517
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- HANDLE
- 11078/1366
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles