不眞正不作爲犯の問題性に關する一考察 (二・完)

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タイトル別名
  • フシンセイ フサクイ ハン ノ モンダイセイ ニ カンスル イチ コウサツ 2 カン
  • フシンセイ フサクイハン ノ モンダイセイ ニ カンスル イチ コウサツ (ニ・カン)
  • Fushinsei fusakuihan no mondaisei ni kansuru ichi kōsatsu (ni kan)
  • A study on "die Problematike der unechten Unterlassungsdelikte" (2)

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説明

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一 序論 1 まえがき 2 問題の所在 二 不作爲の意義 1 刑怯における作爲と不作爲との區別 2 諸他の法領域における作爲と不作爲との同一視 3 眞正不作爲犯と不眞正不作爲犯の用語例 三 不眞正不作爲犯の問題性の所在場所に關する學說史の素描 1 因果關係說 2 違法性說 3 構成要件該當性說 4 實質的當罰性說 (以上本誌第三〇巻第四號) 四 不眞正不作爲犯の構成要件該當性に關するナーグラーとウェルツェルの學說 (以下本號) 1 構成要件該當性說の正當さ 2 舊義務違反說 3 ナーグラーのGarantenpflichtを中核とする新しい改良された義務違反說 4 ウェルツェルの眞正身分犯說 五 不眞正不作爲犯の構成要件該當性 (私見の展開1) 1 前提槪念としての構成要件 2 不眞正不作爲犯と構成要件的實行行爲 六 作爲義務と作爲可能性 (私見の展開2) 1 不眞正不作爲犯の解釋の基準としての作爲義務と作爲可能性 2 作爲義務 : とくにドイツの保障論をわが國の刑法理論に導入することの可否 3 作爲可能性 : とくに期待可能性の理論における可能性との關係、抽象的期待可能性 4 不眞正不作爲犯と罪刑法定主義 七 結び

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