電離層圏における原子分子過程

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  • デンリソウケン ニ オケル ゲンシ ブンシ カテイ
  • Atomic and Molecular Processes in Ionosphere

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説明

1967年11月24,25の両日,宇宙航空研究所シンポジウムの一つとして「静穏時の電離層圏におけるエネルギー収支」に関する研究会が行われた.これは原子分子過程を中心としたものである.本報告はこの研究会で議論されたことの要約である.太陽からくる紫外線・X線や,上空から侵入する粒子流によってどれだけのエネルギーが電離層圏にはいるいか,そのうちどれだけが光として逃げ,どれだけが熱になって大気の温度を維持しているかなどが中心話題である.なおこの研究会の資料として筆者が蒐集した素過程の確率のうち,会に参加した人々以外にも有用と思われるものを付録として掲げた.

This report is to summarize discussions in the meeting on "Energy Balance in the Quiet Ionosphere" held at the Institute of Space and Aeronautical Science on November 24, 25, 1967. The central topic discussed in the meeting was the incidence of the solar radiation and the energetic particles, followed by the ionization and excitation of atmosphere. In Appendix, effective collision cross sections and reaction rates for some atomic and molecular processes of upperatmospheric importance are compiled.

資料番号: SA0125114000

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