2016年の低温による被害から見たカンキツの耐凍性の品種間差異
書誌事項
- タイトル別名
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- Differences in freezing resistance of citrus varieties in nursery stocks based on data obtained during a cold snap in 2016
- 2016ネン ノ テイオン ニ ヨル ヒガイ カラ ミタ カンキツ ノ タイトウセイ ノ ヒンシュ カン サイ
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抄録
2016年1月下旬に九州に到来した強い寒波により,カンキツ苗木産地である福岡県筑後北部では大きな被害が発生した。そこで,今後の栽培品種の選定や苗木の管理技術向上に資するため,41品種の凍害程度と45品種の4月以降の生育状況をそれぞれ調査した。凍害程度に関しては,耐凍性が既知の品種において弱いものほど葉枯れおよび枝枯れが強い傾向がみられた。このことから耐凍性が明らかでなかった新品種の「はれひめ」および「南津海」はやや強,「せとか」は中,「不知火」および「西南のひかり」は弱にそれぞれ区分されるものと推察された。また,4月以降の生育に関しては,回復力が既知の品種において弱いものほど主幹の枯れ込みが大きく,春枝の伸長が抑制される傾向がみられた。新品種の回復力は,「南津海」は強,「早香」は中,「不知火」,「はれひめ」,「西南のひかり」は弱と推察された。
収録刊行物
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- 福岡県農林業総合試験場研究報告
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福岡県農林業総合試験場研究報告 (4), 122-128, 2018-03
筑紫野 : 福岡県農林業総合試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050567903433653504
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- NII論文ID
- 40021526532
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- NII書誌ID
- AA12712955
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- ISSN
- 21894876
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- NDL書誌ID
- 028949784
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles