A Report on the Results of “Survey of Career on High School Students with Developmental Disabilities”

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  • 「発達障害等のある生徒の進路状況調査」結果報告
  • 「 ハッタツ ショウガイ トウ ノ アル セイト ノ シンロ ジョウキョウ チョウサ 」 ケッカ ホウコク

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本報告は、高等学校において発達障害等のある生徒の進学や就職に際し、どのような支援が行われているのか、その現状を把握することを目的に2018(平成30)年10月から2019(平成31)年1 月にかけて実施した「発達障害等のある生徒の進路状況調査」の結果の概要である。この調査では、文部科学省が行っている「高等学校卒業者の就職状況に関する調査」において就職率の高い上位3 県(福井県、富山県、石川県)と低い下位3 県(沖縄県、大阪府、東京都)に所在する国公私立すべての高等学校(中等教育学校を含む)1,001校を対象とし、就労支援を実際に担当している教員に記入を依頼した。対象校のうち280校から回答が得られ、回収率は27.97%だった。調査の結果、発達障害のある生徒に対応した特別な就労支援体制や仕組みがない学校が多いこと、体制や仕組みはあるが特別な指導や支援はしていない学校が多いこと等が明らかとなった。

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