Struktur und Funktion der sog. "Hausgemeinschaften" ("Ie") in der Zusammensetzung der Japanischen Gesellschaft

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  • Struktur und Funktion der sog.Hausgemei

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抄録

長年,私はドイツの社会構造と社会変動に関心を持ち続けてきた。私の本来の専門は都市・地域社会学であり,したがってドイツの都市と日本の都市との比較研究が私のテーマであった。だが,都市の構造・変動は全体社会の構造・変動と不可分である。ここでは,ドイツの―さらには広くヨーロッパの―社会構造との対比において,日本社会の深部に底流する構造要素とその機能について論ずる。東アジアの儒教社会(中国,朝鮮)と同じく,日本でも「家共同体」的制度は役割・行為における典型的なモデルをなすものであり,社会の構造・機能において,極めて重要な意義を持つ。この論文では,家共同体とはなにか,それはいかなる特性を持つものであるかを主題として扱う。なお,本稿は1995年7月24日,ドイツ・コンスタンツ大学の「日本学講座」において行った講演原稿に若干手を入れたものである。

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