書誌事項
- タイトル別名
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- Development of spin-contrast-variation neutron reflectometry for the structural analysis of multilayer films
抄録
スピンコントラスト変調中性子反射率法を用いて高分子膜の測定を行った。ポリスチレン薄膜の測定においては核偏極に従って変化する反射率曲線は全て同一の構造因子を用いて綺麗に再現することができた。本結果は、スピン拡散機構によって表面や界面を含めて試料が均一に偏極していることを示したものであり、本手法から構造因子を高い信頼性をもって得られることを担保する結果となった。また、ミクロ相分離したブロック共重合体の測定では、核偏極によって特定の界面構造が選択的に得ることができることを示した。
収録刊行物
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- Journal of Applied Crystallography
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Journal of Applied Crystallography 52 (5), 1054-1060, 2019-10
International Union of Crystallography (IUCr)
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050568617196333184
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- NII論文ID
- 120006956355
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- ISSN
- 16005767
- 00218898
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
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