両種トコジラミの生態並びに薬剤駆除に関する実験的研究 : 2. 薬剤駆除に関する研究

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タイトル別名
  • リョウ シュ トコジラミ ノ セイタイ ナラビニ ヤクザイ クジョ ニ カンスル ジッケンテキ ケンキュウ 2
  • Experimental Studies on the Ecology and Chemical Control of Cimex lectularius and C. hemipterus. : 2. Chemical control experiments.

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抄録

1)著者は昭和32年から33年にかけて,日本産トコジラミ(普通種=Cimex lectularius)とネッタイトコジラミ(熱帯種=Cimux hemipterus)を用いて各種殺虫剤による殺虫試験を行なつた.普通種は研究所の動物小舎で採集したもので殺虫剤に対する前歴は全く不明である.熱帯種は台湾から送付されたもので,1953年から年1回ずつ3年に亘つて,マラリア防遏のためのDDT水和剤の残留噴霧に曝されたと考えられるものである.以下に述べる成績はこれらの両種を実験室内で累代飼育したものを材料として実験を

Control experiments against bed bugs of the two species, the common bed bug, Cimex lectularius and the tropical bed bug, Cimex hemipterus were conducted in the laboratory during 1957 and 1958. The former species had captured in the wooden boxes for rabits

長崎大学風土病紀要 1(4), p.398-406, 1959

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