ハエ類の生態的研究 : 2.ゴミ箱から発生するハエ類について

機関リポジトリ HANDLE Web Site

書誌事項

タイトル別名
  • ハエルイ ノ セイタイテキ ケンキュウ 2
  • Ecological Studies of Flies. : II. On the flies breeding out in rearing box used in place of garbage bin.

この論文をさがす

抄録

1)1956年4月からの1年間,約3週間に1回,大森教授の考案になる蠅罠付飼育箱を,ゴミ箱として,諫早市内の2軒の中流の勤め人の家庭で共通に,8日間から12日間使わせ,これから発生するハエ類を調査した.2)1年間に行つた17回の実験を通じて羽化したハエ類の総数は6科14属26種,38.826個体で,従来ゴミ箱から発生するといわれている種類の大部分を含んでいる.発生数の最も多いのはヒメクロバエ(27.4%)で,以下トゲハネバエ(17.7%),オオクロバエ(10.6%),センチニクバエ(9.8%),ハナバエ科

The species and number of flies breeding out from "rearing box with fly trap" used in place of garbage bin were examined during a year from April, 1956. The rearing box devised by Prof. Omori is illustrated in Fig. 1. Each box was used by the fixed two fa

長崎大学風土病紀要 1(1), p.77-84, 1959

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ