青森県の水稲高密度播種苗栽培におけるプロベナゾール箱粒剤の側条施用による葉いもち防除効果

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タイトル別名
  • Efficacy of Probenazole seedling box granule by side row treatment against leaf blast in seedlings sown in the high-density condition in Aomori Prefecture
  • アオモリケン ノ スイトウ コウミツドハンシュビョウ サイバイ ニ オケル プロベナゾールバコリュウザイ ノ ガワジョウシヨウ ニ ヨル ハイモチ ボウジョ コウカ

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抄録

2017年,2018年に青森県において水稲高密度播種苗栽培におけるプロベナゾール箱粒剤の異なる施用方法による葉いもち防除効果を検討した。その結果,移植時側条施用(薬剤投下量0.85~0.88kg/10a)による効果が最も高かった。一方,移植時育苗箱施用(50g/箱,薬剤投下量0.51~0.70kg/10a),播種時覆土前施用(50g/箱,薬剤投下量0.51kg/10a)は側条施用より防除効果が低下し,葉いもちの発生が多い場合には効果が不十分になり,早期から発病する可能性が示唆された。この要因として面積当たりの薬剤投下量の差が防除効果の差になった可能性が考えられた。

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