Realism on the Causes of War: A Critique from the Steps to War Theory

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  • リアリズムの戦争原因論―「戦争へのステップ」論からの批判―
  • リアリズム ノ センソウ ゲイインロン センソウ エノ ステップロン カラノ ヒハン

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現代の戦争の多くは国家間戦争ではない。さらに主要大国間の戦争もほぼ起きていない。それにもかかわらず、国際関係論や安全保障論は、国家間戦争、特に大国間の戦争に焦点を当ててきた。その理由は国際関係論や安全保障論においてだけではなく、戦争原因研究においてもリアリズムが大きな影響力をもってきたからである。リアリズムに従うことで戦争になる可能性が高まることを論証する。最初に国際関係論における主要なリアリズムとその戦争はどのようなものかを明らかにして、次に、実証的な戦争原因研究である「戦争へのステップ」論を参照しながら、リアリズムの戦争原因論を批判的に検証する。最後にリアリズムによる戦争への道に邁進しない方法を示唆する。

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