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- フクスウ コウケン ニ オケル セイシン ホケン フクシシ ノ ヤクワリ
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2000 年から実施された成年後見制度では複数後見が認められた.その複数後見における支援の形態としては専門職後見人と親族後見人などが考えられる.そして,支援は権限分掌として分担することが主であるが,「権限の分掌はうまくいくことが難しい」とも言われている.複数後見人の関係性が被後見人に不利益をもたらすことを考慮すれば,たとえ権限分掌であっても相互に協力しなければならないことは自明であろう. 一方で,精神保健福祉士が成年後見人として選任される場合は,多くの法律家が不得手として敬遠することが多い知的障害者や精神障害者の後見を期待していることが少なくない.今回,筆者は,統合失調症と認知症をもつ成年後見人として身上監護を行い,法律実務家が財産管理を行うという権限分掌で受任した.そこで,筆者の後見人の実際を報告し,複数後見における精神保健福祉士の役割を考察した.その役割とは『被後見人の気持ちに寄り添う』実践をすることではないだろうか.
Journal
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- 日本福祉大学社会福祉論集
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日本福祉大学社会福祉論集 (143・144), 173-183, 2021-03-31
美浜町 (愛知県) : 日本福祉大学社会福祉学部
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050569070661628032
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- NII Article ID
- 120007001135
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- NII Book ID
- AA11400425
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- ISSN
- 1345174X
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- NDL BIB ID
- 031699328
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles