輸入サル類の潜在的な寄生虫病 : 特に、医学用実験動物として利用されるカニクイザル(Macaca fascicularis)の検疫中に斃死した事例を参考に

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タイトル別名
  • ユニュウ サルルイ ノ センザイテキ ナ キセイチュウビョウ : トクニ,イガクヨウ ジッケン ドウブツ ト シテ リヨウ サレル カニクイザル(Macaca fascicularis)ノ ケンエキ チュウ ニ ヘイシ シタ ジレイ オ サンコウ ニ

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説明

輸入検疫中に斃死した医学実験用のカニクイサル(Macaca fascicularis)の寄生虫の検索を行った。舌虫症,条虫症,糸状虫症,腸結節虫症,肺吸虫症およびハイダニ症が寄生した6症例が供覧された。原産地で報告される寄生虫の種類とほぼ同様であった。よって,輸入検疫に関して、現地係留施設において,エキゾチックペットの寄生虫症を熟知した獣医師によるさらなる疫学調査や駆虫指導などの必要性が高いと考えられた。

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