スコットランド、1818年:ジョン・キーツの英国北部の旅

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タイトル別名
  • スコットランド、 1818ネン : ジョン・キーツ ノ エイコク ホクブ ノ タビ
  • Scotland, 1818: John Keats's Travel in North Britain

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抄録

詩人ジョン・キーツは1818年6月下旬から8月上旬まで、二か月ほど北イングランドからスコットランドへの旅をしている。6月26日には湖水地方に入り、ワーズワス邸も訪れるが詩人とは会えず、スキドウ登攀を経てカーライル経由7月1日にスコットランドに入る。ダンフリーズから西進、海を渡り北アイルランドに上陸しベルファストに至る。スコットランドに戻ったあとバーンズの生誕地エア、アロウェイを経てグラスゴウに至る。更にロッホ・ローモンド、インヴェラレイ、ロッホ・オー、オーバンからマル島、アイオナ島、スタッファ島のインナー・ヘブリディーズ島嶼部を訪問する。ここで体調を崩すが、暫く休息の後オーバンから北に向かい、フォート・ウィリアムからベン・ネヴィス登攀を果たす。この後さらに体調が思わしくなかった彼はネス湖南岸を通りインヴァネスに至り、その先のクロマティ港から船便を用いて8月18日にロンドンに戻った。以上のキーツの旅を主に彼の書簡を材料にたどる。

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