新井白石と琉球使節 : 『東雅』琉球関連記事「楓」「桂」をめぐって

書誌事項

タイトル別名
  • アライハクセキ ト リュウキュウ シセツ : 『 ヒガシガ 』 リュウキュウ カンレン キジ 「 カエデ 」 「 カツラ 」 オ メグッテ
  • Arai Hakuseki and the Ryukyuan Embassy. : Descriptions of "Okatsura" and "Mekatsura" on Ryukyu in Toga

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抄録

江戸中期語源辞書『東雅』には、中国・朝鮮・蝦夷・オランダ、さらに琉球に関する記述が多くみられる。『東雅』には、琉球関連記事を含む語彙が「楓」「桜」「梅」「林」「酒」の五例確認される。本稿は、『東雅』琉球関連記事の構成や手法等を深く理解するための一階梯として、新井白石と琉球使節との関係について概観するとともに、『東雅』琉球関係記事には、書物からの直接書承だけではなく、新井白石と琉球使節との直接的な問答が意識的に引用されていることを明らかにすることを目的とする。

収録刊行物

  • 語学教育研究論叢

    語学教育研究論叢 37 181-193, 2020-03-01

    東京 : 大東文化大学語学教育研究所

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