Commonality between Have Causatives and Have Adversatives in Terms of a Conceptual Model of Possession and Related Matters
書誌事項
- タイトル別名
-
- チュウショウテキ ナ ショユウ ガイネン オ キソ トシタ シエキ ノ have コウブン ト ヒガイ ノ have コウブン ノ キョウツウセイ ト ソノタ
- 抽象的な所有概念を基礎とした使役のhave構文と被害のhave構文の共通性とその他
この論文をさがす
説明
使役のhave構文と被害のhave構文を中心に論考を加えた。subject have object do somethingの形の構文は主語が自分の利益になるように目的語に何かを影響を与える場合に使用する場合も目的語が何らかの行動を行い、その行動が主語の不利益になる場合にも使用される。つまり、表面上は全く同じ構文でありながら、意味は正反対になることがあるということである。本論文では両極端の意味の上に抽象的なスキーマ的な意味が存在し、具体的なレベルにおいて意味の違いが生じるという考え方を採用した。例えば、白色と黒色は彩度、色彩がないという点でほとんど同じカテゴリーである。つまり、ほとんど同じカテゴリーの類似の要素の間で初めて違いという概念が発生しやすいわけである。haveでは抽象的なレベルで手に持つ(abstract possession)、という意味を措定し、そこから文脈などにより意味が分かれていくという考え方を採った。
収録刊行物
-
- 語学教育研究論叢
-
語学教育研究論叢 37 107-114, 2020-03-01
大東文化大学語学教育研究所
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050569171030991872
-
- NII論文ID
- 120006938776
-
- NII書誌ID
- AN10065440
-
- ISSN
- 09118128
-
- NDL書誌ID
- 030291356
-
- 本文言語コード
- en
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles