カンボジア来日研修における附属校での保健学習授業参観における共通評価項目の作成と分析

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タイトル別名
  • Generation and analysis of common evaluation items in visit to health education class at affiliated schools in Cambodia's visit to Japan
  • カンボジア ライニチ ケンシュウ ニ オケル フゾクコウ デ ノ ホケン ガクシュウ ジュギョウ サンカン ニ オケル キョウツウ ヒョウカ コウモク ノ サクセイ ト ブンセキ

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抄録

香川大学は2016(平成28)年度よりJICA草の根技術協力事業(地域活性化特別枠)の採択を受け、カンボジア王国カンダルスタン郡の32の小学校において保健室、手洗い場、トイレ等の整備並びに衛生授業等の支援を開始した。その活動のひとつとして2017(平成29)年10月にカンボジアから来日研修で現地小学校教諭等が附属校で見学を実施した。本研究では、来日したカンボジア教諭が回答する、附属4校における授業参観での共通評価項目を作成・分析することを目的として実施した。現地での健康課題としては青少期および成人期における性感染症(エイズ)予防、交通安全が最重要項目としてあげられている一方、小学生期における身の回りの衛生的な基本的生活習慣の確立がその環境整備も含めて重要視されている。今回、来日研修において保健授業を参観することにより、自国の現状と日本式保健授業の導入の可能性について、カンボジア教諭に分析してもらい、今後のカンボジアでの保健・衛生授業の展開について模索するものにしたい。

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