農山村における住民生活の構造と福祉的課題とに関する一考察

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  • ノウサンソン ニ オケル ジュウミン セイカツ ノ コウゾウ ト フクシテキ カダイ ト ニ カンスル イチ コウサツ
  • A Study on the Structure of Residents’ Lives and Welfare Issues in Rural Areas

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抄録

農山村と聞くと,しばしば集落が消滅するとか,高齢者の介護問題とか,交通が不便であることから不利な条件にある,といった見方がなされることがある。一方で,農山村の住民は温かく,きずなも強い,ということも言われたりする。 本稿では,筆者のフィールドの一つである熊本県山鹿市のデータを取り上げながら,農山村の住民の生活の構造を明らかにし,そのうえで,福祉的課題を検討していくことを目的とした。 その結果,田畑や山林の面積が大きく占めており,地理的には「農山村」といえるが,従事する産業という観点から住民の生活の構造を見た場合には「住民生活の都市化」がうかがえた。 また,なかでも,コロナ禍という想像もしていなかった状況の変化が,農山村の住民生活,なかでも福祉的課題にどう影響していくのか,多くの課題が見当たった。

農山村

生活の構造

現代農山村における「住民の生活様式の都市化」

福祉的支援

農村ソーシャルワーク

identifier:FO001700010868

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