カール・ラートゲンの少年期と青年期(上) : 歴史のなかの自我形成と思想形成

書誌事項

タイトル別名
  • カール ラートゲン ノ ショウネンキ ト セイネンキ ジョウ レキシ ノ ナカ ノ ジガ ケイセイ ト シソウ ケイセイ
  • The Young Karl Rathgen : The Development of His Self-Consciousness and Thought (1)

この論文をさがす

抄録

ヴァイマル生まれのカール・ラートゲンは,父母他の人々から大きな感化を受け,また幼少期の病気を契機として,ラートゲン家の出自シュレースヴィヒ=ホルシュタインの政治風土に触れ,独特の自我形成過程を辿る。快活で社交的な子供だった彼は,兄の入隊と父からのプレッシャーに誘発されて発病し,ギムナージウムを二度にわたって退学することを余儀なくされる。最初の退学ののちには,自由主義的気風をもつシャフナー学院に転校し,二度目の退学ののちには,父の郷里近くで保養生活を送りながら,家庭教師に就いて学習を積む。

ラートゲン

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン

ヴァイマル

ジークフリート・シャフナー

identifier:SO005100000997

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ