書誌事項
- タイトル別名
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- ヘイアン ブンガク ニ オケル カナショドウ ゲンジ モノガタリ ニ ミラレル ショドウカン ト ジダイセイ
- Kana Calligraphy in Heian Period Literature : Historical Context and the Outlook on Calligraphy in the Tale of Genji
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抄録
『源氏物語』において、書道に関する多くの記述がなされている。とりわけ梅枝の巻で、この時代のかな書道批評が、光源氏の言葉を通して語られている。これは、書道に造詣が深い紫式部ならではの書道観として、この時代の書風や様子を著しているのである。では、フィクションである『源氏物語』でのかな書道の扱われ方は、実際にこの物語が書かれた平安時代のかな書道と、どういった違いがあるのだろうか。書道史と比較しながら、検証していきたい。「よろづのこと、昔には劣りざまに、浅くなりゆく世の末なれど、仮名のみなむ、今の世はいと際なくなりたる。」(梅枝)これは、光源氏の言葉を通しての紫式部の書道観であるが、実際のかな書道は、まだこの時には絶頂期とは言い難いのである。本稿は、この時代の書道の捉え方、またかなの扱われ方、書道史上における『源氏物語』の位置を考察し、明確にしていくものである。
源氏物語
書道
かな
identifier:DB003900003096
収録刊行物
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- 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇
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佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 39 251-262, 2011-03-01
佛教大学大学院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050569313646069760
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- NII論文ID
- 110008454266
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- NII書誌ID
- AA12387923
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- ISSN
- 18833985
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- NDL書誌ID
- 11060964
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles