書誌事項
- タイトル別名
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- カエイ 6ネン ノ エドワン ジュンケン
- The Inspection around Edo Bay in 1853
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抄録
本稿の目的は、嘉永六年六月から七月にかけて実施された、徳川公儀有司による江戸湾巡見の実態を理解することにある。同年のペリー艦隊の来航と江戸湾侵入・海岸測量強行は、江戸湾警衛体制に大きな衝撃を与えた。艦隊の浦賀退帆後、有司は海防充備を模索するため、江戸湾周辺地域の巡見を企図した。それが、本稿で取り上げる、嘉永六年の江戸湾巡見である。二つの新出史料から浮かび上がった巡見の実態は、実地見分や直接体験に基づく、極めて実効性の高いものであった。巡見者が起案した海防策は、以後の海防路線の基軸となる、海上台場築造案と軍船導入案であった。巡見で得られた知見は、海防路線を大いに規定したのであった。
海防
江戸湾
巡見
identifier:DB003900003077
収録刊行物
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- 佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇
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佛教大学大学院紀要. 文学研究科篇 39 71-83, 2011-03-01
佛教大学大学院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050569313653352704
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- NII論文ID
- 110008454247
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- NII書誌ID
- AA12387923
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- ISSN
- 18833985
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- NDL書誌ID
- 11060909
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles