「万骨枯る」空間の形成 : 陸軍墓地の制度と実態を中心に

書誌事項

タイトル別名
  • バンコツ カル クウカン ノ ケイセイ リクグン ボチ ノ セイド ト ジッタ

この論文をさがす

抄録

近代社会を支えた三つの柱は、市場・学校・軍隊である。とりわけ軍隊の意義は大きい。軍隊と社会のかかわりを究明するための方法として、日本最初の企業墓地と言える陸軍基地を分析対象とする。数十カ所のうち六鎮台(仙台、東京、名古屋、大阪、広島、熊本)の旧陸軍墓地の歴史的経過と実態を明らかにすることが、本稿の第一の目的である。次に、これらの墓地の墓石・墓標の史料的価値を再検討する。最後に、陸軍基地研究の課題を示す。

陸軍

墓地

企業墓地

将校と兵士

戦時と平時

identifier:BO008200003669

収録刊行物

  • 文学部論集

    文学部論集 82 19-37, 1998-03-02

    佛教大学文学部

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ