平成26年度千葉大学看護学部公開講座「災害における看護のはたらき」(専門職向け講座)今こそ,災害に備えた看護の力の発揮~過去から学び未来に備える~

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タイトル別名
  • ヘイセイ 26ネンド チバ ダイガク カンゴガクブ コウカイ コウザ サイガイ ニ オケル カンゴ ノ ハタラキ センモンショク ムケ コウザ イマコソ サイガイ ニ ソナエタ カンゴ ノ チカラ ノ ハッキ カコ カラ マナビ ミライ ニ ソナエル
  • Chiba University Extension Lecture for Professionals; Function of nursing in the disaster

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抄録

type:text

千葉大学は,高知県立大学,兵庫県立大学,東京医科歯科大学,日本赤十字看護大学と共同で,平成24年度博士課程教育リーディングプログラムへの申請を行い,国公私立5大学共同教育課程「災害看護グローバルリーダー養成プログラム」が採択された.これを受け,千葉大学大学院看護学研究科に,平成26年4月より,共同教育課程共同災害看護学専攻を設置した.日本のみならず世界で生じている災害に関する多くの課題に的確に対応し,学際的・国際的指導力を発揮し,人々の健康社会構築と安全・安心・自立に寄与する「災害看護グローバルリーダー」の養成に取り組むためには,看護職,介護職,そのほか医療・介護従事者との協働は欠かせない.同時に,災害復興における看護職の活動を多くの人たちに知ってもらい,関心を持ってもらうことも必要である.そこで,今年度の千葉大学看護学部公開講座は,専門職向け講座として,東日本大震災から3年経った現在,中・長期的な支援や防災体制の構築をテーマに企画を立てた.特に,行政保健師の立場,学術団体の立場,病院看護師の立場から東日本大震災後の活動現状について提示し,災害に備えた看護の力の発揮について検討した.本論考は,その概要および結果について報告する.

source:Journal of Graduate School of Nursing, Chiba University

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