生涯学習社会の"まちづくり"柏の葉キャンパスタウンの事例から

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  • ショウガイ ガクシュウ シャカイ ノ “マチ ズクリ" カシワノハ キャンパス タウン ノ ジレイ カラ
  • Urban Development of Lifelong Learning Society:A Case Study of KASHIWANOHA Campus Town

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これまで新たな“まちづくり"は,ハード・ウェアを作ることが優先され,人が生きるための基盤となる人間関係というソフト・ウェアについては着目されず,それは専ら住民に委ねられてきていたように見受けられる。新しい柏の葉キャンパスタウンの開発に際しては,公民学がやがてそこで暮らす住民の立場に成り代わり,住民のライフスタイルを想定するところから21世紀の“まちづくり"という新しい課題に取り組んできた。さらに,このなかで日本人のハビタス・メンタリスという見えない価値について学ぶ生涯学習と情熱を喚起する芸術の実現への動きが始動した。本論は,新しい“まちづくり"における生涯学習社会の実現というビジョンの必要性と柏の葉キャンパスタウンにおける具体的な取り組みの経緯を論じるものである。

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