集団的行動に関する基礎的研究

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  • Preliminary study of the group behavior

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[研究目的] 現代社会における建造物の巨大化、立体化、複雑化、生産手段及び工程の複雑化及びスピード化、巨大イベントの日常化、通勤手段の多様化と通勤距離の増大、旅行ブーム、大衆スポーツブームなどに伴って、災害のみでなく日常的に集団的及び群集的な場における行動の安全性、有効性を体育を含む各種の方法を活用して意図的に高めることが重要になってきている。従って、体育運動の果たし得る重要な役割の一つはここにあると考えている。集団的行動の場が益々多くなっていく現代社会では、このような役割を果たすことができる体育連動を確立することは、全ての人に期待される社会性・道徳性の育成にも大きく寄与すると考えられる。これまで「集団行動」には、その内容として集団で行動する場合に役立つ集合、整列、列の増減などの基本的行動様式に関することがあげらけてきた。しかし、このような限られた内容のみでは、先にも述べた役割を十分果たすことはできないと考えられる。本研究の目的は、現代社会に要求される集団的行動に役立つ体育運動のとらえ方、その開発方法などを追求することにある。

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