ビチットゥル作《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》の図像解釈--ムガル朝とオスマン朝に関する試論

Bibliographic Information

Other Title
  • ビチットゥル作《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》の図像解釈
  • ビチットゥルサク スーフィー ニ ホン オ オクル ジャハーンギール ノ ズゾウ カイシャク ムガル チョウ ト オスマン チョウ ニ カンスル シロン
  • ムガル朝とオスマン朝に関する試論

Search this article

Description

type:text

インドのイスラーム政権であるムガル朝(1526-1858)第4 代皇帝ヌールッディーン・ジャハーンギール(Nūr al-Dīn Jahāngīr, 在位1605-1627)統治下において、1615-1618年頃に制作されたビチットゥル作《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》の図像分析を行う。この作品は、これまでにムガルとオスマンの関係の視点から分析されたことはない。したがって、オスマン朝との政治的・文化的状況との関連について調べ、《スーフィーに本を贈るジャハーンギール》において、その状況がどのように反映されているのか、試論を行う。また、この絵画における三日月と太陽から構成された円光の霊感源を特定する。

source:Studies on humanities and social sciences of Chiba University

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top